まさに最高の年越しイベントの連続
スーパーサプライズ頻発事件
事の発端は年末のタイでパスポートの盗難に遭遇してしまったことだった!
練習で疲れきってた就寝中の俺が寝ている部屋に忍び込まれたわけであるが、ウカツにも全く目覚めなかった。
泥棒がいる時に目覚めてしまって、寝ぼけたままケンカになり、殺されたりしなかったのは良かったのかもしれない。
まいった。とてもまいった!起床したらウエストバックが丸ごとサクッっと無くなっていたのだ。
その中に入っていたデジタルビデオカメラや財布などはもちろんのこと’パスポート’までもが無くなってしまったのであった。
結局’パスポート’ってのは、海外では最も大切な物だということをいろいろと実体験出来た。日本の免許証は海外では全く役立たずだ。
帰りの航空チケットもやられてしまった。Eチケットだったら再発行の必要は無かったのに、、、良い教訓を学ぶ事が出来た。
故にというか何というか、年越しは過激花火を買いまくって点火しまくって、、、ドドドドバババババハバァァァァァンンン!!!!
ドドドドバババババハバァァァァァンンン!!!!イタッイテテテッ!!ドドドドバババババハバァァァァァンンン!!!!
イタッイテテテッ!ドドドドバババババハバァァァァァンンン!イタッイテテテッ!ドドドドバババババハバァァァァァンンン!!!!
さてっ、まずは3日の航空会社オープンと同時にチケットを押さえに行った。7日を取るのがいっぱいいっぱいだった。
とれたのすら自画自賛!だって、正月の1月3日に帰国の1月7日のチケットをとれたんだもの。良かった良かった良かった良かったぁー。
店員のタイ人は「私も50万パーツの時計と30万パーツのイヤリングを盗まれたことあるの」とかホザいていた。
やっぱりこの国は貧富の差がとても激しい国だなぁと感じた。
それはそうと、パスポートっていうのは世界に共通の身分証明書であるというのがつくづくわかった。
なぜならホテルに泊まるにもパスポートがないと泊めてくれないのだ。
しょうがないから顔見知りの安めの宿に頼み込んで泊まるしかなかった。全然大丈夫でクレジットカードまで使えた。
パスポートがないと出来なくなってしまうことがたくさんあるということがわかった。
パスポート再発行をするにも、タイミング悪く年末年始の休業のため、30.31.1.2.3日は事が全く進められなかった。
4日の大使館オープンと同時に朝一の一番に並んだ。ほかにも人は一杯いた。
今までにも、タイ、アメリカ、ロシア、オーストラリア、韓国と合計30回以上(全て練習や試合などのムエタイ関係)渡航しまくりの俺は
1月8日に再びアメリカへ飛ぶ必要があったため、一回きりの帰国のためだけの渡航証をもらうだけでは不十分だった。
帰国後のパスポート再発行は間に合わないのは明白であった。チケット取り直して帰れることになったのは7日、日本出発は翌日の8日。
ということは、タイ国内で再び新しいパスポートを手に入れてしまう必要があった。大ピンチ!!
「偽造パスポートって幾らなんだろう?今日すぐに作れるのかな?」って心底本気で考えるという体験が出来た。
「拝み倒してみよう!」心底頼むのであった。「さあ、、、あなたは、、パスポートをすぐに作りたくなる、、
パスポートをすぐに作りたくなる、、パスポートをすぐに作りたくなる、、渡したくなる、、渡したくなる、、」
という念力催眠術が効果があったかどうかは、、、んなわけねぇーが、一日で発行国タイのパスポートを再発行!自画自賛!!
で、イミグレ行って手続き済ませて、、、、あっそうそうっ、タイの銀行のカード再発行の時間に間に合わなくなってしまう、、、、
その日は金曜日だった。次の日からは土日で銀行はまた休み。日曜日に帰国だし、カード再発行出来なくなったら
この不運の憂さ晴らしのための金を出金できなくなってしまうのだ。
カードは使われてしまわないように、盗まれてすぐに停止作業を電話でしといた。(タイ語学校通いが少なからず役に立った時だった)
あと15分で締め切りの時間だった。タクシーに乗っても渋滞に巻き込まれてしまうだろうし、「困ったときのバイクタクシーだ!!」
十年ちょい前の初海外で初タイ王国の時に初めて自分自身で乗ってスタジアム観戦に行くために使ったのもバイクタクシーだった。
JTクラブジムオーナーのラジャスタジアムでの試合の時、超大急ぎで着替えに帰って戻って来たのもバイクタクシーだった。
L君がガソリン入れただけで、まだどこへも出かけてないのに敷地内で早速つっこんで弁償になったのもバイクだった。
三人乗り恐怖体験もバイクだった。交通違反した時に警察官の収賄体験に何度も挑戦し、とうとう成功したのもバイクだった。
困った時、超急いでいる時、ミラクルな時、スーパーサプライズな時はバイクタクシー(バイク)なのである。
「急いで銀行まで行って!」「○×銀行まで10分でいかなくちゃいけない」「急いで行って!」バイクタクシーにまたがった。
今回のバイクもスーパーサプライズな奴だった。
クラクションをバンバン鳴らしながら逆走も織り交ぜながらの本当に凄まじいゴボウ抜き運転だった。
すぐに到着してしまった。
「幾らですか?」
「40バーツ」
「オッケーどうもありがとうございました!」って言って60バーツ渡しながら銀行の中に走りこんだのだった。
そして見事再発行に成功したのであった。おまけに銀行の粗品のティッシュではなくて銀行のバックまで貰えてしまった。
こんな感じのスーパーサプライズを繰り返しながらロスアンゼルスのカジノでの戦闘に旅立ったわけであった。
しかし、カリアォルニア州の試合前の選手のドクターチェックは凄い!細かくて時間が凄くかかるのだ。
色々な病院を朝11時から夜7時まで八時間MRIや血液検査や心電図やその他色々、、
だけど、このドクターチェックに合格すれば、自分が健康かどうかが無料で判るという特典だなと思った。
そして、シビレルほど幸せで充実した一週間の代償として、俺の顔には新しく9針の傷が増えたのであった。
まっ、俺的には「かっこいい傷が9針分増えたぜぃっ!」ってとこなのであった。
そして、今後も起ってしまっている事への抵抗??は続くことが脳内会議で可決されたのであった。
そして、戦闘後にもかかわらず、アメリカのホットケーキを最後に少しだけ残したのは次への意欲の現れであり、
帰りの空港でアメリカのマクドナルドのチーズバーガーを二個ペロッと食べたのも次への意欲の現れであり???
抜糸後は地道な地味なロードワークをすぐに一人開始したのも次への意欲の現れである。
そう。まさに最高の年越しイベントの連続であった。
さてとっ、日々精進だぜぃ!!
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