俺の人生の出来事の中の最高の自慢の一つ

2005年10月16日(日曜日)

あと、タイでは、ムエタイは暗黙の了解で取り締まられないギャンブルになっていて、一ラウンドごと賭け率は変わってゆくんだけども
記念すべき掛け率は、試合前は1対5で、2ラウンド目には、1対50に一瞬にして広がっていた。
賭けの対象になるってのをビンビン感じた出来事がある。そこら辺歩いてたり、トイレ行ったりしてると、
客が近寄ってきて、じーーっと舐め回すように体中を観察してるのである。競馬の馬になった気分だった。
結局のところ、今回の試合は、すごく充実した気分になれた。
もちろん、この試合を迎えるまで、精一杯練習していた日々も最高に充実した日々だった。
俺ごときにとっては凄過ぎることを体験出来たのだ。「えっ、本当?マジでいいの?」って位の。
タイ本国のリングで現役のチャンピオン、しかも全階級通じての屈指のチャンピオンと試合出来た。
そして、これは、俺の人生の出来事の中の最高の自慢の一つとなった。超レア体験フォーー!
コテンパンと言えばコテンパンだったけれども、全然懲り懲りなんかにはならなかった。

入場からワイクー、試合、リングを降りるまで合計しても十数分間位しかなかったろうか?
この十数分間のために、毎日のようにワイクーの練習をしてきた。そして、この十数分間のために、毎日走った。
そして、この十数分間のために、毎日練習した。そして、この十数分間のために、スパーリングしてきた。
この十数分間のために、サンドバッグをやり続けた。この十数分間のために、ツアーを企画した。
そして、この十数分間のために、タイへやってきた。そして、この十数分間のために、いろいろな事があった。
この十数分間のために、、、、etc、、、、、
スゲェーー充実感、達成感。「やめられましぇん!」
例え、「この数秒のために」ってなったって、「この数秒のために」と書きかえるだけ。それでも大満足、、、、、つづく、、、、、、


       

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